職場の取引先の男とデートしたが、会話のキャッチボールができない自慢ケチ遅刻野郎だった

職場の取引先の男と知り合い、デートをした。

大手企業に勤め、身長が高くそこそこのルックスなのだか、とにかく女の扱い方がなっていない。

まず初めてのデートなのに15分遅刻してきた。

電車が遅れたらしいが、謝罪の一言もなく目的地へとすたすたと歩き出した。

ありえない。

マイナス1点。

美術館へいく予定なのだか、焦っているのかなんだか私の歩く速度なんてお構いなし。

男なら彼女が車道側を歩かないようさりげなく配慮するべきでしょ。

マイナス2点。

美術館は話題の展示だったこともあり大変混雑していた。

美術に造形が深い彼は得意げにうんちくを語り出したが、私はただでさえ履き慣れないパンプスで早歩きさせられたお陰で足が痛く、早くどこかへ座りたかった。

足が痛そうな仕草をしてみるが、一向にこちらの気持ちには気づかず話に夢中。

どう考えたって鈍感すぎるでしょ、マイナス3点。

美術館を出ると近くのカフェで昼食を取ることになった。

事前に下調べしてあったらしく彼は慣れた様子で2000円のコースランチをオーダーしてくれた。

味はそこそこだったが、何しろ会話が弾まない。

彼はとにかく自分の話ばかりしたがる。

会社で大きなプロジェクトを任されるようになりそうだとか大学の友人が都内の一等地に家を建てた話とか要は自慢話をしたいのだ。

私がやや退屈そうにしていると趣味はあるのか、休日は何をしているのかとやっと聞いてきた。

女友達とよく小旅行に出かけることを話すと、旅行はいいですよねと言った後、大学時代にバックパッカーで何ヵ国も歩いた思い出話を得意げに語りだした。

こりゃもうダメだ。

私はあんたの話を一方的に聞かされるためにここにきたわけじゃないのよ。

会話のキャッチボールって言葉知らないのかしら。

マイナス4点。

マイナス5点になったら帰ろうと私は心に決めた。

食事が終わり、会計へと彼が先に席を立つ。

稼いでそうだし、さすがに奢ってもらえるのだろうと彼の後ろでぼんやりと立っていると満面の笑みでこちらへ振り返った。

割り勘でいいですよね、と。

あんたが勝手にセレクトした店に連れて来られた挙げ句、割り勘なんてどういうことよ。

どこまでケチなのよ、小さい男ね。

マイナス5点を通り越しマイナス10点。

店を出るとこれから映画でも見に行かないかと誘われた。

冗談じゃない。

急用が出来たと詫びて彼とはそのまま別れた。

帰り道で今日は楽しかった、また会いたいねとメールが来た。

会いたいならもう少し女心を学ぶべきね。

どんなにスペックの高い男でも女性を思いやる気持ちがなければいい男とは言えないのよ、ほんと。

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